2011/09/28

ハンナだけじゃない!


ハンナ
~16才、罪を知るには若すぎる。~

この夏公開されたハンナ。
きっと予告をテレビで観た人も多いと思います。
少女の暗殺者っていうと、「ニキータ」とか「レオン」とかが有名で、両方ともリュックベッソンが監督。
「ハンナ」は、またリュックベッソンの作る少女の暗殺者と少し違いますが、映画を観る間中心臓がドキドキドキドキしてました。

元CIAの父を持つハンナ。
フィンランドの森の奥に二人っきりで住み、父親から戦い方を学び、数ヶ国語を操る。
殆どの実生活の知識は父親の持つ本から学び、その他は一冊のグリム童話の本のみ。
ある日、彼女は外の世界に出て行く決心をする・・・。
全編通して、景色がグリム童話みたいに色がパキパキしています。
ずーっと広がる雪の景色、他には何も見えないくらいの森の緑、モロッコの砂漠の茶色、
初めて出来た友達と潜り込んだベッドのシーツの中のオレンジ。
外の世界に出たハンナは、知らないことを知り、知りたくないことまでも知ってしまう。
その時彼女は・・・。

全編通して音楽を手がけるのは、The Chemical Brothers。
登場人物の吹く口笛から、何から何まで彼らがプロデュース。
ずーっとドキドキしながら観続けられたのは、彼らの音楽のおかげでした。
映画も面白いけれど、もう一つの楽しみはエンドロール。
映画館みたいないい音響の中で、The Chemical Brothersのかっこいい音楽が聴けます。
最後の最後まで楽しめるこの一作。

もうそろそろ上映が終わってしまうので、急いで観にいって!!

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