あと、どのくらい生きられるか分かったら、知りたいですか？
血液中の染色体の先端にある「テロメア(Telomeres)」の長さを計ると、寿命が分かるそうです。
科学者たちは、テロメアこそが人の加齢のスピードを決める重要な部分だと信じ、
スペインのマドリッドにある、スペイン国立がんセンターに勤める、Maria Blascoは、
テロメアの長さを正確に測れる方法が見つかったと発表しました。
でも、彼らの発表では、「生まれつき短いテロメアを持っている人は、寿命が短いことはわかっているけど、
長いテロメアを持っているからといって、長寿ということは分かっていない。ただ、一番重要なことは、
今現在、そのテロメアがどの程度危険な状態にいるかが分かること。危険な状態のテロメアは、極端に短いということ。」
私たちが普段使う年齢は「暦年齢」ですが、テロメアが計るのは「生物学的年齢」。
いうなら肉体や、精神など老化の進み具合を指します。
どちらかというと、そっちの方が重要な気がしますが・・・。
この計測方法を発見したマリアは、「他人の本当の生物学的年齢を知ることが重要ではなく、
自分の生物学的年齢を知り、自分の生活スタイルを良いほうに変える事に役立てて欲しい。」と。
この先5-10年以内には、幅広く私たちの生活にも浸透するようで、
イギリスでは、今年中にも「寿命チェック」ビジネスが市場に出回るそうです。
1回の検査は500ユーロ（約5万7千円）。
自分の寿命を知る勇気、ありますか？
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[参照]
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